6月10日㈯11日㈰の一泊二日でおじか・きぬ漁業協同組合(石山成典組合長)主催の「吉田俊彦・実践バーブレスフライキャンプ」が実施されました。ご参加いただきました皆様、関係者の皆様にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。前日から会場となる漁場準備をしてくださった三依支部の皆様。とりわけ矢部礼司支部長、ロッジ古代村の塩生和敏さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
さて、今回のキャンプのテーマの一つが実践的なフライキャス
ティングの習得です。ご存じのように、三依には日本初の「テンカラ専用C&R区」がありテンカラ釣りを楽しむ方も少なくありません。皆さんはテンカラとフライを両立することは可能だと思いますか?その答えは、もちろんイエスです。
ただし、その道具の違いからくるキャスティングメカニズムの違いをきちんと理解する必要があります。なので今回のデモは同寸のテンカラ竿とフライロッドを実際に使用して受講者にその違いが分るように解説しました。これが分ると両方の釣りをアップグレード可能です。あと実釣テクニックで重視したのがロールピックアップです。時計と反対方向に竿先を回しながらラインをピックアップすることで、フライの水離れをよくして狭い場所でも容易に打ち返すこ
とが可能になります。
そんな今回の講習会の実釣で最初に結果を出したのは、竹嶋会員でした。なんと土曜日のお昼前に見事な32㎝の尺上ヤマメを釣り上げました。竹嶋さんの素晴らしいところは、そのフライの素材が自分で獲った鹿毛で作られていること。彼は地域おこし協力隊として三依に在住。狩猟免許を所有し三依地域から獣害を減らすべく活動しているのです。
そして午後2時を回ったころで、入間市から参加の村野さんが美しい尺岩魚をヒット。漁協で放流しているイワナではなく天然物だそうです。村野さんは昨年の講習会
で釣った大ヤマメに感動。それからすっかりフライフィッシングと三依のファンになってしまったようです。
翌11日は朝から雨天となり、ロッジ古代村さんのリビングでフライラインとリーダーの接続法や、フライを複数付ける方法などを学びました。10時半からお昼までの間、佐野市から参加された普及会員の岡本さんとウェットフライでダウンクロスに釣り下る釣法を実習しました。残念ながらヒットはありませんでしたが、渡良瀬川や大谷川などの瀬から大物を引き出せるテクニックです。好きこそものの上手なれといいますが、渓流でトラブルなくフライフィッシングを楽しむためには、その川に通った回数が何よりも大切なのだと思います。最初は面倒なトラブルの多いフライフィッシングだからこそ、努力が実って最初の一尾を釣った時の感動は比類無き満足感があるのだと思います。不断の努力を惜しまない皆さまのために、これからも上達のお役に立てれば光栄です。(写真と文=吉田俊彦)
村野裕子さんが釣った尺イワナは古代村の和さんがお刺身にしてくれました。
この美味しさは食べなければわかりません。感動しました!
深夜のタイイング。三依の鹿毛フライにチャレンジする佐野市の岡本会員。ただ今2時。
そろそろ寝ましょうか、、、
日曜日は朝から生憎の雨でした。ロッジ古代村さんでラインシステムやノットを学びました。
特にフライラインとリーダーの接続は重要ですね。
これは土曜日の矢部支部長(写真右)です。隙がなく釣れそうな構えになりました。
不思議なもので、多くのスポーツにおいて最初の立ち姿だけでレベルがわかるものです。
自然体で余計なフライラインが出ていないところが良いですね!