7月18日土曜日、不老川の宮寺北中野地区にて入間市・市民提案型事業による魚類調査が行われました。
当日は朝8時の宮寺公民館前に18名の参加者(うち保護者3名)と関係者10名が集合しました。今回はノロノロ台風の11号に翻弄されて前日まで開催するかどうか非常に悩みました。そして当日の水量から安全第一に考えて小学校4年生以下のお子さんは川には入らないというルールで開催することにしました。こころよく趣旨ご賛同いただきました保護者並びに関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
実は2日前には台風の影響で発達した雨雲がかかりこ不老川の源流部にあたる東京都瑞穂町では調整池が溢れるほどの降雨でした。そのため台風が去っても今回はすぐには水カサが減りにくかったのです。 私は前日の不老川の下見の時に足場には問題がなかったので、川に入ってのガサガサは無理でも釣りによる調査なら可能と判断しました。釣り師の「勘」でこれなら釣れると思ったのです。 ふたを開けてみれば全員が釣れて、釣果だけで約70尾。驚きのアブラハヤ爆釣です。一時間弱で10尾を釣り上げた参加者もいました。アブラハヤの最大個体は11㎝でした。また10㎝前後の抱卵していると思われる個体も釣れました。アブラハヤが不老川で自然繁殖していることに疑いの余地はないでしょう。
釣りによる採集は9時半で一旦終了し、大人と小学校高学年以上の子供は川に入ってタモ網を使った採集(ガサガサ)をしました。
低学年の子供たちは魚運びのお手伝いをするか、そのまま魚釣りをしてもOKということにしました。タモ網の使い方をデモンストレーションすると一回で巨大なドジョウが入りました。それは今までにみたこともないような大きさでまるで最初はウナギが獲れたのかと思ったほどです。長さはちょうど20㎝、そして太さは例えるならば油性マジックの太さはあります。参加者の皆さんからも「うわっ」と驚きの声が漏れました。ドジョウもここまで大きくなるともう美味しそうなんて感覚はありませんね。
ガサガサではアブラハヤ、ドジョウのほかに数十匹のアメリカザリガニやヤゴなどが採集されました。10時過ぎると雲行きが怪しくなってポツポツと雨が降り出してしまいました。15分ほど時間を繰り上げて採集を終了してテントの下で分類作業をしました。
結果ですが魚種はアブラハヤとドジョウの2種類でした。昨年と変わりありません。個体数は現在写真により推計していますが、アブラハヤは200尾以上、ドジョウは20尾でした。ドジョウに関してもアブラハヤと同様に個体の大きさがバラバラで小さいものは6㎝の個体もいたことから数世代に渡って不老川で繁殖していることが伺えます。公式掲示は別途発表いたします。
今回川の中に入ることのできなかった子供たちは残念でしたが、ブルブルという魚釣りの感触を十分に体験できたのではないかと思います。
子供たちから「釣れたー」という歓声が上がり開催して本当に良かったと思いました。だって調査の方法として魚釣りがなかったら、今回の魚類調査そのものを中止にしていたと思うからです。 そして楽しい「釣り体験での感動がその土地への郷土愛や自然への興味に変わっていくこと」を我々NPOは願って止みません。そのことと年齢は関係ないと思うようになりました。ご参加ご協力いただきました皆様に深く御礼申し上げます。(代表理事 吉田俊彦)