事務局便り

NPO法人バーブレスフック普及協会の「事務局便り」です

再発見!ソフトハックルの威力

小菅誰もいないNPOの事務局をしていると仕方がないのですが、このところの土日はイベント続きで川に行くのに釣りできない。 やっぱり釣り師としてはストレスがたまり、梅雨の晴れ間を狙ってイブニングの小菅川で遊んで来ました。 午後3時頃に到着すると、まず驚いたのはあの有名なC&Rエリアに人がいない。平日だとしても車もない!本当に独り占め状態でした。 これじゃあ魚もいないのかな?なんて思って釣り始めたらものすごいお魚の大群がいます。正体はこれ美しいオレンジの婚姻色の出たウグイでした。 小菅ウグイ金風呂のあたりには奥多摩湖から遡上したウグイの群れが何千尾もおります。アベレージで20㎝弱だけどなかには尺物もいます。意外と人影には敏感で狙って釣るとなると案外面白い対象魚です。私は大好き! もしかするとこのウグイの大群を避けて釣り人のみなさんは上流部に移動したのかもしれませんね。 さて本命のヤマメやイワナもいるのですが、ウグイの群れが一斉に動くと影響されるので一層敏感になっています。 そんな中に対岸の水底でドーンと構えているのがいました。軽く50㎝近いレインボーです。ウグイを釣ったヘアーズイヤーニンフを完全に無視。この時期最強のグリーンキャタピラーも無視。こいつは手強フライアップいぞ。そしてティペットを4Xにして#6のストリーマーフックに巻いた必殺のマドラーゾンカーを流してみてもちらっと見たけど追いません。万策尽きました。 そこで4月に小菅の講習会の際に「テンカラ大王」が大川で大物を狙うときは毛バリをショットで沈めるとおっしゃっていたことを思いだしました。そこでテンカラ風に巻いたハックルフライをショットで沈めて誘ってみることに小菅大物しました。この#14の毛ばりは私にとってはかなり小さい部類のフライです。対岸まで距離があってフライはとても見えません。だいたいあの辺かなあというアタリに流れたとき魚がエラをパクパクさせ様子が変。アワせると大物特有のゴンゴンと首を振る動きが伝わってきました。なんと一発目でもう食っていたのです。誘うというよりドリフトが止まった瞬間に反応して毛ばりをパクりと口にした感じです。私は今までソフトハックル系のフライは比較的表層をリトリーブして魚を誘う使い方をしてリリース2きました。しかしショットで沈めてニンフのように使っても効果があるんですねえ。恐るべしソフトハックル!恐るべしテンカラ大王のテクニック (釣り師・吉田俊彦)