
霞川をきれいにする会主催の「霞川夏休み水辺の生き物教室」。当協会が主管運営するこの釣り体験教室は今や流域の人気イベントにまで成長したといっても過言ではないでしょう。平成15年まで禁漁区だった霞川を釣り専用区として解禁して早10年の月日が流れました。
今年は過去最高32人の子供たちが参加し保護者を合わせると50名以上が参加したことになります。さて今年の会場は例年より下流の新久地区。新久小学校の近くにある親水公園が会場となりました。川の状況は減水気味でしたが、入間漁協の協力で設置された防鳥テープの効果でオイカワやカワムツなどの群泳が見られました。
今回も熱中症を避けるために朝7時半から始められました。しかし太陽が上がりどんどん日差しが強くなると魚の警戒心が上がり難しい状態に。そんな厳しい状況の中で強い味方になったのがこのイベントを協賛していただいている日本釣り振興会埼玉県支部の岩井さんが持参したマルキューの寄せエサです。オキアミを主原料として作られたオレンジの練エサは効果抜群。警戒していいた魚たちもオキアミの匂いには勝てずどんどんエサを食べるために集まってきました。その結果ほとんどのご家族がオイカワやカワムツを釣り上げるという素晴らしい釣果を得られました。中には13センチもあるオスのカワムツもいました。さすがに世界の釣りエサマルキューさんです!釣りは釣れなかったらなら、その感動は伝わりません。岩井さんわざわざ桶川の工場からエサをお持ちいただき本当にありがとう。おかげさまで多くの参加者の皆様と釣りの感動を共有できました。
続いて行われたタモ網を使ったガサガサではコイ、ドジョウ、ギバチの稚魚などが採取されました。魚類以外ではヌマエビの仲間や、アメリカザリガニ、コオニヤンマのヤゴなどが確認されました。今回、絶滅危惧種のギバチと埼玉県内水面漁場委員会よりコイヘルペスウイルスの蔓延防止のために移動禁止の指示がでているコイ以外の生き物は参加者の子供たちに飼ってみることを奨励しました。
ただし飼うからには最期までその命を預かる責任があることと、要注意外来生物であるアメリカザリガニは他の場所にみだりに放流することができないことなどを説明しました。
私の説明が深刻過ぎたせいなのか、予想より少ない6人の子供たちがバケツで魚を持ち帰りました。中には去年持ち帰った魚を今も飼っていますというご家族もいました。嬉しいですね。また川で会いましょう。(事務局・吉田俊彦)